令和6年度定時総会、講演会を開催いたしました!


1.開 催 日:令和6年6月5日(水)
2.会   場:三井ガーデンホテル千葉 4階「天平の間」
      【住所:千葉市中央区中央1-1-1】
3.定時総会:14時00分~14時40分
4.企業紹介:14時45分~15時15分
5.講 演 会:15時25分~16時55分
〇 講  師:山本 博氏 演 題:『失敗に強くなる方法』

◆屶網会長よりご挨拶を賜りました。

◆技術顧問: 東京電力パワーグリッド株式会社 東葛支社長  内山様よりご挨拶を賜りました。

決議事項

議 案 :
[第1号議案]令和5年度事業報告
[第2号議案]令和5年度収支決算報告
[第3号議案]令和6年度事業計画
[第4号議案]令和6年度収支予算
[第5号議案]地区理事の増員について
以上、ご出席いただいた皆さまの賛成をもちまして5議案全てが承認されました。

企業紹介

企業間交流を目的として、会員企業様のPRのお時間を設けました。
直接お話をいただいた企業様と、資料やパンフレットの配布にご参加くださった企業様。合わせて4社の会員様にご協力をいただきました。

リバー株式会社

奥村 進士 様
URL https://www.re-ver.co.jp/

協立ソリューションズ株式会社

河野 忠 様
URL https://www.kyoritsu-sol.co.jp/

東京電設サービス株式会社 様 URL https://www.tdsnet.co.jp/


東電タウンプランニング株式会社 様  URL https://www.ttplan.co.jp/

講演会

講師: 山本 博(やまもと ひろし) 氏

日本体育大学 体育学部教授 であり、日本を代表するアーチェリー選手として2度に亘るオリンピックでメダルを獲得された、山本博氏をお招きし
「失敗に強くなる方法」というテーマでお話をいただきました。

ご自身がオリンピックで活躍されるまでの経験や、名だたるオリンピア達と切磋琢磨したご経験などをとても気さくに一人ひとりと会話をするように、笑いを交えながらお話くださいました。

大変興味深く聞き入ってしまう内容で、あっという間の90分でした!
最後にはオフィスでもできる健康法を教えてくださり、ご参加の皆さまと一緒に体験させていただきました!

プロフィール

1962年(昭和37)神奈川県生まれ。中学1年からアーチェリーを始め、3年生にて全日本アーチェリー選手権大会出場。
高校では全国高等学校総合体育大会(インターハイ)3連覇。
大学ではインカレ4連覇、日本体育大学在学中にロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲得。
2004年開催のアテネオリンピックではロサンゼルスから20年ぶりに銀メダルを獲得。
2009年、自身14回目となる世界選手権出場を果たし、男子団体で銅メダルを獲得。
オリンピック5大会に出場。
2018年日本体育大学 スポーツマネジメント学部 教授に就任。2024年日本体育大学体育学科・教授。

懇親会

◆副会長:JFEスチール株式会社 高岡様から乾杯のご挨拶を賜りました

◆副会長:東京電力エナジーパートナー株式会社 荒井様よりご挨拶を賜りました

沢山の会員様にご参加いただき
終始和やかな雰囲気の中、それぞれに交流のお時間をお過ごしいただきました。
お一人でも多くの会員様にご参加いただけます様、このような情報交換の場を今後も積極的に設け、有意義な協会運営を目指してまいります。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

以上、令和6年度定時総会、講演会のご報告でした!
ご参加くださった皆さま、誠にありがとうございました。


千葉県電気協会では、当ホームページにてご紹介させていただく会員企業様を募集しております! 企業情報や、催事の告知、新サービスの広告などにご利用ください。

ご希望がございましたら以下のアドレスまで【HP掲載希望】とお知らせください!
(E-mail)chibadenkyo@tepco.co.jp

会員施設⾒学会(東海第⼆発電所)のご報告

東海第⼆発電所を⾒学しました!

日本原子力発電株式会社が所有する 東海第二発電所は、茨城県内に立地する日本初110万kW級の大型原子力発電所として1978年11月28日に営業運転が開始されました。
現在では、2013年7月に施行された新規制基準対応のため、海側に標高20mの防潮堤を建設する等の安全性向上対策を進めており、参加された皆さまには工事の様子や使用済燃料貯蔵庫等視察しました。

【⽇本原⼦⼒発電(株)ホームページより】
「東海原⼦⼒館(東海テラパーク)」館内セミナールームにて。

セミナールームにて東海第⼆発電所の⼩林副所⻑、太⽥地域共⽣部⻑代理から会社概要および「東海第⼆発電所の安全性向上対策⼯事」の概要説明をいただきました。

【⾒学の内容と⾏程】

〜テラパークセミナールームにて〜
◆東海第⼆発電所安全向上対策⼯事概要説明
〜テラパーク屋上へ移動 発電所全景視察〜
◆東海第⼆発電所 外観説明
◆⾼台(緊急時対策⽤建屋・可搬型設備保管場所)他
◆防潮堤(北側)他
〜東海第⼆発電所⼯事現場後視察〜
◆発電所周辺防護区域
(代替淡⽔貯槽、緊急海⽔ポンプ、主排気筒耐震)
◆発電所外周
(⾼圧電源車置き場の⼯事状況)
(防潮堤⼯事状況)
〜テラパークセミナールームにて〜
◆質疑応答
終了

/// 東海第⼆発電所の安全性向上対策の概要 ///

1.津波が敷地に流⼊しないように防潮堤を設置します

この重厚かつ巨⼤な防潮堤で重要な設備を津波から守ります。
地中深部60mの深さまで、地上には⾼さ20mもの⾼さまで聳え⽴つ鋼管杭を軸とした防潮堤⼯事の技術と⽬の前に迫る防潮堤の迫⼒は凄まじいものでした。

安全への対策はこれだけにとどまらず、津波が侵⼊してしまったことも想定。何重にも対策を⽴てています。

2.代替電源を確保し、原⼦炉などの冷却に必要な電源を絶やさないようにします

万が一、外側からの電源や非常用ディーゼル発電機が使えなくなった場合に備え、発電所内の高台に可搬型の発電車を配備しています。

3.多様な⼿段により原⼦炉などの冷却を絶やさないようにします

原⼦炉を冷却できなくなった場合に備えた冷却設備や可搬型の注⽔ポンプ⾞を配備しています。
さらに、新たに常設の貯⽔設備や海⽔地下トンネルを設置し、⾮常時の原⼦炉冷却に備えます。

4.格納容器の破損を防⽌し、環境への放射性物質の拡散を抑制します

万が⼀格納容器の冷却ができなくなった場合に備え、新たな代替循環冷却系を2系統設置し、原⼦炉格納容器の冷却機能を確保します。


【東海原⼦⼒館(テラパーク)前にて、太⽥地域共生部⻑代理を中⼼に記念撮影】

⾒学を終え、セミナールームでは質疑応答のお時間をいただきました。
参加者からは再稼働までの⼯程など、さまざまな質問があり、原⼦⼒に対する関⼼の⾼さがうかがえました。
安全性向上対策は本年9⽉で完成予定ですが、地域の皆様へのご説明等を含め、”再稼働”への道のりはまだまだ続きます!


⾒学会移動⾞内にて、参加会員の皆様に企業紹介を実施していただきました
皆様も是⾮リンクからご覧ください

協立機電工業株式会社

三共製氷冷蔵株式会社

DIC株式会社

東京電設サービス株式会社

東京電力パワーグリッド株式会社
 ①TEPCO速報
 ②台風接近前の対策にご協力ください

株式会社東光高岳

村岡ゴム工業株式会社

東京電力エナジーパートナー株式会社
 ①省エネプログラム2024
 ②TEPCO省エネプログラム(家庭版)
 ③エネルギーマネジメントシステム
 ④構内停電サポートサービス

千葉県電気協会
 ①千葉県電気協会パンフレット
 ②電気使用合理化 表彰
 ③電気安全表彰

 ④ヒートポンプ蓄熱センター
 ⑤セミナーのご案内(エネルギー使用合理化シンポジウム)

令和6年 新春講演会および賀詞交歓会 開催のご報告

目次

1、屶網会長より新年のご挨拶
2、令和6年 青島 健太氏による 新春講演会を開催いたしました。
3、令和6年 賀詞交歓会の開催
4、今年度における千葉県電気協会の今後の予定

屶網会長より新年のご挨拶

あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、お健やかに新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。
 まず、元日に発生いたしました能登半島地震、日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機衝突により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げ、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
さて、昨年の夏は歴史的な猛暑でありましたが、再生可能エネルギー開発や省エネルギーの普及向上の効果で深刻な需給ひっ迫は回避され、電力利用の合理化が一段と進んできていると実感いたしました。
 一方で、国際情勢をみますと、ロシアによるウクライナ進攻に加えて中東地域で新たな紛争も発生し、中長期的にはエネルギー価格や資材調達の面で困難な課題が継続していくとみられており、わが国にとっては着実な資源確保と効率的なエネルギー開発利用が一層求められているところであります。
また、長期的な地球温暖化対策として脱炭素の流れは変わることなく、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、地元同意と安全最優先が大前提となりますが、安定供給と脱炭素の切り札として期待しております。
当協会としましては、引き続き有益な事業活動の推進に努めてまいりますので、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
本年が、皆さまにとって明るく良き年となりますよう祈念いたしまして新年のご挨拶とさせていただきます。

令和6年 青島 健太氏による 新春講演会を開催いたしました。

青島健太氏をお迎えし、プロ野球選手、社会人野球監督、日本語教師、大学教授といった多彩な活動を通じて得た経験をもとに 「人を活かすマネジメント~チャレンジのすすめ~」と言うテーマでご講演をいただきました。
特に「ソーシャルスタイル診断」については、「感情」や「自己主張」の大小によって分けた4タイプに元プロ野球選手や監督、現役選手などを当てはめながらの説明は現実的で説得力があり、皆さん頷きながらお話に引き込まれ、会場は大いに盛り上がりました。

参加者からは「大変おもしろく、ジョークを交えつつも明確に分析しており、実例での説明が理解しやすかった」「野球が中心の話で引き込まれ、そこから一般論へ展開していくところが素晴らしかった」などの感想をいただきました。

令和6年 賀詞交歓会の開催

総勢約50名の会員にご参加いただき、屶網会長からの「乾杯」の発声のもと新年賀詞交歓会がスタートしました!

受付、ロービーの様子

精華
講師控室
会場入り口
千葉県電気協会の会員様でもある京成ホテルミラマーレ様での開催となりました。
ご協力ありがとうございました。

今年度における千葉県電気協会の今後の予定

日時内容
2月9日(金)会員施設見学会(東海第二発電所)

10月26日開催:柏崎刈羽原子力発電所視察のご報告

10/26 柏崎刈羽原子力発電所を視察してきました!!

1~4号機
5~7号機
東京電力ホールディングス(株)ホームページより

柏崎刈羽原子力発電所は、新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがって位置し敷地面積は約420万㎡(柏崎市:約310万㎡、刈羽村:約110万㎡)となっています。合計7つの発電設備があり、総出力は821万2千kWです。

【柏崎刈羽原子力発電所の立地の経緯】
柏崎刈羽原子力発電所は、昭和44年、柏崎市と刈羽村から原子力発電所建設の地元誘致をいただき、地域の皆さまのご理解・ご協力のもとで発電所の建設計画が進められました。
柏崎刈羽原子力発電所は、新潟県の柏崎市と刈羽村にまたがって立地をさせていただいており、柏崎市側に1~4号機、刈羽村側に5~7号機、合計7つの発電設備が設置されています。
その歴史は昭和40年代までさかのぼります。発電所が作られる以前は、この場所は広大な砂丘地でした。米国の有人宇宙船アポロ11号が人類初の月面着陸に成功した昭和44年、柏崎市と刈羽村から原子力発電所建設の地元誘致をいただき、地域の皆さまのご理解・ご協力のもとで発電所の建設
計画を進めてまいりました。
昭和53年に1号機の建設工事が開始され、上越新幹線が開通した昭和60年に1号機の営業運転を開始しました。その後、5号機、2号機、3号機、4号機、6号機と続き、平成9年に7号機が営業運転を開始し完成しました。

1号機建屋工事風景
1号機圧力容器吊込み据付風景
営業運転開始後の海岸側からの風景
【原子炉建屋4Fオペレーティングフロア】
オペレーティングフロアは、原子炉建屋の最上階に位置し、ここで定期検査時には燃料交換作業などが行われます。
【原子炉格納容器内「主蒸気逃がし安全弁」】
原子炉の圧力が高くなった場合、圧力を逃がし、原子炉が壊れないようにするための安全弁です。
逃がし安全弁は格納容器内の主蒸気配管に取り付けられ、蒸気は排気管よりサプレッションプール水中に放出し、原子炉圧力が高くなると自動的に開放します。
【7号機タービンオペレーティングフロア】
タービン発電機は、一本の軸に高圧と低圧が繋がっており、手前に見えるのが高圧タービンです。再稼働に向け定期的にタービンを稼働しています。

【サービスホール】
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
サービスホールは柏崎刈羽原子力発電所を身近に感じられる施設となっております。新潟県へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

令和5年度施設見学研修会のご報告

2023年9月1日
福島第一原子力発電所を視察しました

千葉県電気協会では、会員14名を廃炉資料館および福島第一原子力発電所構
内へご案内いたしました。
廃炉作業の進捗状況やALPS処理水の海洋放出など、実際に目で見て確かめ
ることができました。


~ 廃炉資料館 ~

廃炉資料館は、福島第二原子力発電所のPR施設「エネルギー館」を改装した施設です。
当館は原子力事故の事実と廃炉事業の現状等をご確認いただける場として、福島復興への取り組みや原子力や放射線等の情報を閲覧できるスペース、原子力事故を振り返りその反省と教訓をお伝えするゾーン、廃炉事業の全容と最新の現場の状況をお伝えするゾーンなどで構成されています。

福島第一原子力発電所へ移動

廃炉資料館から福島第一原子力発電所までは、バスで約20分。
車窓からは、震災当時のままの建物(左側写真)や放射性廃棄物の中間貯蔵仮置き場(右側写真)などが見えます。

震災当時のままの建物

中間貯蔵仮置き場

~ 福島第一原子力発電所構内 ~

約40社の協力企業が日々、
廃炉に向けて作業を行っています

初期型のタンクから最新のタンクまで多数のタンクが立ち並びます

溶接型タンク

フランジ型タンク

タンク保管エリア

1号機建屋は燃料取り出しに向け、ダストの飛散防止のために建屋をすっぽり覆う大型カバーを設置する予定です。

1号機建屋

2号機建屋

3号機建屋

ブルーデッキ(1~4号機建屋を見渡せる高台)にて、2号機建屋をバックに写真撮影。
労働環境は大幅に改善され、約96%のエリアで防護服は不要ですが、放射性物質付着防止のためマスクと長袖着用は必須です。
ベストは首から下げている線量計を固定するために着用しています。
ALPS処理水を海洋放出している現場を直接見ることはできませんでしたが、ボトルに入ったALPS処理水を見ることはできました。※赤い○の中が“ALPS処理水”

~ 参加者からの声 ~

  • 福島第一原子力発電所の視察については、ただただ茫然と現場を見る事しか出来ず、事故現場を目の前にして「声が出ない」とはこう言う事かと改めて認識致しました。
  • 未だに放射線の放出が続く今この瞬間も、廃炉作業は続いていると言う現実を叩きつけられた思いです。
  • 原発周辺にある帰還困難地域が事故後の当時のままの状況である事に衝撃を受けました。
  • マスコミを通じて世間一般に報道されている事と現実とでは何かが違う「違和感」を強く感じました。やはり百聞は一見に如かずと言う事なのでしょう。
  • この原発事故は「天災」や「想定外」という言葉で片付けてはいけない事ではありますが、現地で丁寧な対応を頂いた東京電力の社員の方々が事あるごとに「私共が事故を起こして大変申し訳ありませんでした」と謝罪される姿には少なからず同情の念を禁じえません。
  • 起きてしまった事故の反省と教訓を基に、高い透明性を持って正確な情報発信をしていく事で処理水の放出や廃炉作業に対する国内外の理解と協力を得られるものと信じております。

令和5年度 理事対象 施設見学研修会のご報告

関東大震災100年の節目にあたり「本所防災館」及び「東京都復興記念館」を見学しました。

まず初めに訪れたのは 東京都墨田区の「本所防災館」です。

本所防災館では実際に災害を体験しながら、命を守る方法を学ぶことができました。 地震体験、火災体験、洪水・浸水体験、暴風雨体験など、ニュースなどで見ていた場面を、実際に体験することができ、自分がもしその状況に置かれたら、どうするべきか。また、事前の備えは十分か。危機感を持って 考えることができました。家庭でも、社内でも活用するべき内容でした。

本所防災館 
アクセス: 〒130-0003 東京都墨田区横川4-6-6
詳しい情報はこちらから 「本所防災館」 公式ホームページ >>

次に本所防災館から車で約10分。都立横網町公園 「東京都復興記念館」へ
東京都復興記念館
都立横網町公園ホームページ より

東京都歴史的建造物に選定されている「東京都復興記念館」では、関東大震災で焼け野原になった東京の大変な惨禍を、遺品や被災品の現物から、自分がそこにいるかのように想像させられました。そしてようやく復興した東京の街を第二次世界大戦、東京大空襲が襲います。空襲により再び焼け野原になった東京の街の悲惨な状況から、人々が協力し支え合い立ち直っていく復興の様子まで展示されておりそれは次の世代、そのまた次の世代へと伝えるべき貴重な内容でした。

都立横網公園 東京都復興記念館
アクセス: 〒130-0015 東京都墨田区横網2-3-25
詳しい情報はこちらから   「東京復興記念館」公式ホームページ>>

令和5年度 理事の皆さまからご意見をいただき今後の活動について意識を合わせることができました。

より良い活動を会員の皆さまと共有できますように、準備して参りますので、引き続きよろしくお願いいたします。

以上、令和5年度理事 施設見学研修会のご報告でした!


令和5年度 千葉県電気協会 定時総会を開催しました。

令和5年度 千葉県電気協会 定時総会を開催いたしました。
日時: 6月8日(木) 14:00
場所: 三井ガーデンホテル 千葉
◆屶網会長による進行の元、ご出席いただいた皆さまの賛成をもちまして5議案全てが承認されました。
会長:ご挨拶

ただいまご紹介いただきました千葉県電気協会 会長の屶網です。
定時総会の開催にあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

会員の皆さまにおかれましては、日頃より千葉県電気協会の運営に際しまして、多大なご協力とご支援、そしてご理解を賜り、厚く御礼申し上げます。
また、本日ご来場いただきました皆さまにおかれましては、ご多用中にも関わらずご出席を賜り、重ねて御礼申し上げます。

今年度はおよそ3年に渡り社会に大きな混乱を招いた新型コロナウイルスの感染症につきまして、5月から感染症法上の位置付けが5類に移行したということで行動の制限が無い生活が戻ってきたと認識しております。
 日本経済も同様に回復に向けて動き出しており、今後その発展が大いに期待されるところでございます。

 また、環境問題につきましても政府の2050年カーボンニュートラル宣言、2030年温室効果ガス46%削減を受け非化石電源の拡大や、脱炭素化された電力による電化、水素化など燃料の脱炭素化の加速度も更に増していくことが期待されます。そのため電気の果たす八鍬えいは今まで以上に大きなものになっていくと考えられます。

一方でエネルギー業界を取ります事業環境に目を向けますと、ロシアのウクライナ侵攻は収束の兆しが見られまいところで、エネルギー資源確保やその行動の問題は世界規模で大きな課題となっております。

こうした状況の中、安全保障の視点から、安定した非炭素電源である原子力に期待する声は、世界過酷でますます高まっております。電子力が社会に貢献し続けるためには、立地地域はもとより、社会全体の理解が必要だと思います。
 当協会でも今年度はアルプス処理水の放出を計画している、福島第一原子力発電所や再稼働の準備を進めている柏崎狩羽原子力発電所の視察を計画しております。

 当協会といたしましては、引き続き皆さまのニーズにお応えできるよう、脱炭素や省エネセミナーも開催してまいります。

 会員の皆さまにおかれましては、引き続き当協会活動へ変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げますと共に、本日ご出席いただきました皆さまの益々のご発展とご健勝を心より祈念申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

◆技術顧問 :東京電力パワーグリッド株式会社千葉総支社長 石部様より、ご挨拶を賜りました。
技術顧問 石部千葉総支社長:ご挨拶

只今ご紹介にあずかりました、東京電力パワーグリッドで千葉総支社長を務めております石部ですございます。
本年4月から着任しております。どうぞよろしくお願いいたします。

まずお礼です
電気協会会員の皆さまにおかれましては、日頃から東京電力グループの事業に対しましてご理解・ご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。

 本日はお時間をいただきましたので2点情報提供させて頂きます。
1点目は需給の状況についてです
今年の夏の状況としましては需給対策として追加供給力の公募を実施し、約58万kWを確保したものの、10年に一度の猛暑となった場合、7月の東京エリアの予備率は3.1%と厳しい見通しとなっているため、国と協議しつつ、更なる追加供給力の調達等の対策を進めている状況でございます。
毎回で大変恐縮ですが節電のお願いをする場合もあるかと思います。
引き続き皆さまのご協力もいただきながら電力安定供給に努めてまいりたいと思います。

2点目は原子力発電所関係についてです。
福島第一原子力発電所の処理水の放出や柏崎刈羽原子力発電所の再稼働については、至らない点もあり、大変ご心配をお掛けしているところですが、東電グループとしてしっかりと改善し何としてもやり遂げなくてはならないミッションだと考えております。

今日ご出席の皆さまにおかれましては、ご疑問点等ありましたら個別にご対応させていただきますので何卒、こちらもご理解・ご支援を賜ればと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

最後になりますが
私ども東電パワーグリッドの支社長は技術顧問という役職を賜っており会員の皆さまのお役に立てるよう頑張ることをお約束するととともに皆さまのご健勝をお祈りしまして、簡単ではございますが私からのご挨拶とさせて頂きます。
 
本日はよろしくお願いいたします。

東京ディズニーランド創業メンバー 安孫子 薫氏による講演会 

「ディズニーランドのおもてなしの仕組み ~すべてはゲストとハピネスのために」
東京ディズニーランド創業メンバー
元ゼネラルサービス部長、カストーディアル部長
東京ディズニーランドの創業メンバーとして
株式会社オリエンタルランド、の 清掃専門集団 である カストーディアル部 に配属され、まさに パーク好感度 の代表的な要因である “清潔なパーク” を維持し、
驚異のリピート率獲得に貢献された安孫子氏。

大人になっても尚魅了される東京ディズニーリゾートのその秘訣について
お話しいただきました。

立食での懇親会を開催いたしました

終始和やかに、会員の皆さまの交流の時間にしていただけました。
今後の業界への期待と希望がこもった粟生副会長の締めのお言葉でした。

第 1 号議案 令和 2 年度事業報告

1.会員数

令和 1 年度末入 会退 会令和 2 年度末増 減
正会員556033523▲33
特別会員0 0 0 0 0
(単位:社)

2.開催行事

2-(1)理事会および定時総会

開 催 月 日 開催行事(上段)
議 案(下段)
4 月 28 日令和 2 年度 第一回理事会(書面決議)
〇令和 2 年度定時総会議案上程議案の承認について
6 月 15 日 令和 2 年度 定時総会(書面決議)
〇2019 年度事業活動報告および収支決算報告
〇令和 2 年度事業活動計画および収支予算計画
8 月 3 日臨時役員会議 [三井ガーデンホテル千葉 3 階 葵の間]
〇令和 2 年度活動計画における今後の行事開催の可否について
12 月 8 日臨時役員会議 [塚本大千葉ビル 9 階 会議室]
〇令和 2 年度第二回理事会の議案に関わる内容について
2 月 18 日令和 2 年度 第二回理事会(書面決議)
〇令和 2 年度事業活動報告
〇令和 3 年度事業活動計画(案)

2-(2)講演会

開催月日開催行事[会場](上段)
開催内容[講師](下段)
実施結果
6 月 15 日特別講演会 [三井ガーデンホテル千葉]
『千葉ジェッツの奇跡』
[株式会社千葉ジェッツ船橋 代表取締役会長 島田慎二様]
中止
9 月 7 日船橋エリア 安全講演会 [船橋ツインビル Rental 会議室]
第一部:『災害・・・その時、あなたはどうしますか。』
[特定非営利活動法人 日本防災士会様]
第二部:『トラブル事例からみたメンテナンスの重要性』
[東京電設サービス株式会社様]
中止
9 月 17 日市原エリア 安全講演会 [サンプラザ市原]
第一部:『災害・・・その時、あなたはどうしますか。』
[特定非営利活動法人 日本防災士会様]
第二部:『トラブル事例からみたメンテナンスの重要性』
[東京電設サービス株式会社様]
中止
1月 20 日新春講演会 [三井ガーデンホテル千葉]
          -
中止

2-(3)施設見学研修会

開催月日開催行事[会場](上段)
開催内容[講師](下段)
実施結果
10 月 15 日
~16 日
日本原燃株式会社様 [青森県六ケ所村]
〇六ヶ所原燃PRセンター
〇高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター 等
中止
11月株式会社JERA様 [神奈川県川崎市]
〇川崎火力発電所見学
中止
12 月東京電設サービス株式会社様 [埼玉県さいたま市]
〇人財・技術開発センター見学
中止
2月株式会社フジクラ様 佐倉事業所 [千葉県佐倉市]
○光ファイバ製造工場
○光ファイバケーブル製造工場
○特別高圧受電設備
中止

3.他団体との協働

3-(1)関東地区電気使用合理化委員会委員長表彰への推薦

○功績者
電気使用合理化の技術の向上若しくはその普及・指導・PR に貢献した者(関与年数 5 年以上)、または電気使用合理化改善に顕著な実績をあげた者。[個人:2 名](五十音順)

・加我 道男 様:株式会社幕張メッセ
・山崎 浩之 様:昭和電工株式会社
デバイスソリューション事業本部 千葉事業所


○事業所
電気需給契約における1需要場所または省エネ法における管理指定工場単位とし、関東地区で新設後1年以上を経過している自家用需要家で、電気使用合理化実績表による総計点数にて評価。
【最優秀賞:6 件】総計点数:85 点以上 (五十音順)
・鴨川シーワールド 様 [連続受賞]
・昭和電工株式会社デバイスソリューション事業本部 千葉事業所 様
・東洋佐々木ガラス株式会社 千葉工場 様 [連続受賞]
・DIC株式会社 千葉工場 様 [連続受賞]
・株式会社幕張メッセ 様
・村岡ゴム工業株式会社 様
【優秀賞:1 件】 総計点数:70 点以上、85 点未満
・ハイテックケミ株式会社 様

3-(2)一般社団法人日本電気協会主催の各種講習会およびセミナーのご案内

開催日講習会内容割引適用
4 月 18 日~19 日第二種電気工事士【筆記】試験準備講習会
6 月 13 日~14 日第二種電気工事士【技能】試験準備講習会
6 月 13 日~14 日第二種電気工事士【技能】試験準備講習会
7 月 1 日電気設備技術基準・解釈講習会
8 月 21 日自家用電気工作物保安管理規定講習会
8 月 31 日、9 月 11 日内線規程講習会
9 月 9日保護協調技術講習会
10 月 9 日電気設備メンテナンス技術講習会
11 月 12 日~13 日第 55 回電気関係事業安全セミナー
11 月 13 日系統現象技術講習会
11 月 25 日接地技術講習会
12 月 1 日電気設備管理(法規・技術)セミナー
12 月 16 日設備保全技術講習会
1 月 19 日系統連系規程講習会
1 月 28 日(延期)特高受変電設備保全技術講習会
2 月 17 日~18 日高圧・特別高圧 労働安全衛生特別教育講習会
2 月 18 日~19 日第 53 回電気設備 PM セミナー

平成28年11月18日開催「メーカー施設見学研修会(サポートセンター)」

当協会主催「メーカー施設見学研修会」を開催しました!

写真付きで閲覧する

11月18日(金)に「メーカー施設見学研修会」を開催いたしました。
行き先は、株式会社ヤマトさまの「サポートセンター」を見学しました。
10名の会員さまと事務局3名の、計13名で実施しました。
本企画は、当協会としては少し趣向を変えて、電気技術や電気設備をメインにせず「設備管理」および「空調・照明・衛生・建材」設備というところに着眼点を置いてみました。
設備全体についてご理解いただくことで、電力の有効活用に繋がるヒントとなればと考えた企画でした。

 (株)ヤマトさまのご協力で,群馬県前橋市にある(株)ヤマト朝倉工場に併設された施設を見学させていただきました。
サポートセンターは,「施主・設計者・メーカー・施工者の生産性を高めるステージとしての活用を目的に,3DCGで等身大の完成イメージを疑似体験できる「バーチャル」と,空調・照明・衛生・建材など,多数のメーカー実物商品が体験できる「リアル」の「体験型ショールーム」だそうです。
 研修会当日は,行きのバス車中にて事前に施設のコンセプトやイメージを持っていただくために,10分程度の紹介ビデオを上映しました。また,今回の企画では,(株)ヤマト朝倉工場も見学する時間を設け,実際に管加工の現場も見ることが出来ました。
質疑では,「加工ステンレス管の寿命は,通常の継手使用の管と変わらないのか?」「加工管の価格は高い?安い?」「3DCG図面は,一般的なCAD図面と比べ高い?安い?」など活発な質疑となりました。
 参加者の中からは感想として,加工配管について実際に採用を考えても良いかな?という具体的な感想や,大変勉強になった研修会だった。などのご感想をいただきました。
昼食の「登利平本店」では,名物の鳥料理をいただきました。秘伝たれの焼き鳥,鶏肉の唐揚げ,煮物,ミニサラダ,ご飯,味噌汁と大変ボリュームあるお料理でしたが,とても美味しい料理でした。研修前に昼食でしたので,睡魔に襲われないか心配でした。

 遠方への見学研修企画で,施設での滞在時間が短くなり,もう少し時間を作れればと反省しております。
 今後も,多彩な研修会企画を検討していきたいと思いますので,是非,多くの方のご参加をお待ちしております。